なぜ、人事評価が必要なのか?その目的を明確にすること。

2017年8月27日

人事評価で最も重要なテーマは「目指すべきゴールイメージ」です。

なぜ、人事評価をするのか?を明確にする

人事評価の目的は人材育成、というのが我々の考え方です。
「なぜ、人事評価が必要なのですか?」と問われると
「人材の成長の結果、企業が成長し、みんなで成果を分かち合うため」と答えます。

同様に、
「なぜ、人事評価が必要なのですか?」と問われたとき
経営者としてどう答えるか?

それがゴールイメージです。

イメージしないと実現しない

すでに実感されている経営者も多いと思います。
「イメージすれば、実現する」
「イメージが具体的であるほど、実現の確率が高い」
という現実を。

人事評価も同様です。

人事評価を運用した結果、自社は、どのような効用を得ているか?

それを具体的に経営者自身がイメージすることが非常に重要です。

そうでないと、途中で、萎えたり、ブレたり、不必要なストレスを感じてしまいます。

信念」といえば、大げさすぎるかもしれませんが、
それと近い感覚が「人事評価のゴールイメージ」です。

いくつか「ゴールイメージ」をご紹介しましょう。

営業系企業

当社にとって優秀な営業マンを増員し、競合他社優位性を飛躍的に向上させ”戦う集団”を創る!
この企業は、ライバル=競合が犇めく競争の厳しい業界の一社です。
商品力にあまり差が無いので、人的な営業力が勝負を決める、というところから優秀な営業マンに業績が大きく左右されます。
そこで、このようなゴールイメージを設定し「優秀な営業マンの成長ステップ」を言語化し、評価基準としました。

IT系企業

クライアント企業の戦略ブレーンとして、インターネットの戦略的活用を提案し、付加価値創造を支援するチームを創る!
この企業は、スマートフォンのアプリ開発に力を入れています。開発するアプリの優劣が、クライアントの業績に直結するだけに、その発想力や技術力が会社の成長を左右します。
そこで、優秀なクリエーター、ディレクターを育成すると同時に、エンジニアをマネジメントするリーダー育成が急務です。
その為の「成長ステップ」を評価基準とし、継続的な研修を実施し、育成に力を入れています。

工務店

お客様の豊かな人生の拠点となる豊かな住宅を提案・供給し、世代を超えて安心して住み続けていただくために維持管理サービスを提供し続ける!
地域密着型の工務店としてのコンセプトを言語化した事例です。
豊かな人生とは?
豊かな住宅とは?
安心とは?
などのキーワードを一つ一つ定義付けをし、それを評価基準に反映しました。

人事評価は、実は経営哲学なのだ!

上記の事例でお気付きと思います。

「人事評価のゴール」というより「企業のゴール」という感じですね。

そうなんです。

実は、人事評価のコンセプトは、企業コンセプトと表裏一体です。

考えれば、当たり前のことです。

人事評価=人材育成は、経営者が考える事業目的・事業目標を実現するためのチーム作りの手段そのものです。

人事評価に、事業コンセプト、経営哲学などと連動させることで、組織・チーム全体に、経営哲学や事業目的、事業目標を浸透させることになるのです。