人事評価の失敗例、「抜き打ちテスト」になっていないか?

2017年8月27日

人事評価の失敗例をご紹介しましょう。

抜き打ちテストは好きですか?

学生の頃、多くが経験した「抜き打ちテスト」。
おそらく好きな人は少数派だと思います。
多くは「え~~~聞いてないよ~~~」なんて反応を示したものです。
先生は、なんとなく「どや顔」に見えたのは、私だけでしょうか?(笑)

実は「人事評価」は、学校のテストにそっくりです。
「先生と生徒の関係」が「経営者と社員の関係」に変わっただけで、
実は「そっくり」というより「同じ」と考えた方が
運用がやりやすくなります。

人事評価が抜き打ちとは?

人事評価が抜き打ちテストになる、というのは、どういうことか?

簡単にいうと「出題範囲が事前に告知されていない突然のテスト」です。
つまり「評価基準や評価期間が告知されていない人事評価」です。

我々は、こんな会社を「ブラックボックス企業」と呼んでいます。
いつ、どのようにして評価しているかが不明なのです。

中小企業経営者のあるある


もちろん悪意も悪気もないのに
「抜き打ちテスト」をしている中小企業経営者は少なくありません。

「あ~そろそろ昇給しなければ・・・」
「あ~そろそろボーナスの時期だな・・・」
と、必要に迫られて、社員名簿を見ながら、鉛筆ナメナメ・・・。

経営者は、1人で、時にはビール片手に
「A君か・・・彼は、***だったな~」
「B君は・・・彼は、***だったな~」
「Cさんは・・彼女は、**だったな~」
など、記憶に残っている様々な場面を思い返しながら優劣をつけ始め
「A君は、昇給してやろう」
「B君は、据え置き・・・」
「Cさんは、イイ娘だ・・・」
など、独りでモヤモヤと人事評価っぽいことをやっています。

社員のあるある

A君「あ、給料あがった!でも、もっと上がると思ってたのに」
B君「え?変わってない!あんなにがんばったのに・・・」
Cさん「え?こんなにもらっていいの?なんで~でも嬉しい!」

ブラックボックス企業の典型例です。

これで「信頼関係」を持って「安心して働ける環境」なのかどうか?です。

どう、何を頑張れば、給料が上がるのか?
どうすれば、評価が上がるのか?
何をすれば、評価が下がるのか?

常に「抜き打ちテスト」なので、
頑張り方が分からず、といって全部頑張れないので・・・
いや、そもそも「全部」って分からないのです。

これでは人は育ちません。

どうすればいいのか?

簡単です。

「人事評価基準」を導入し、正しく運用すればいいのです。

それだけです。