「企業は”人”なり」というが、この”人”は、経営者という話

2017年8月27日

古くから「企業は人なり」と言い伝えられています。
人の集団である企業の優劣は人材で決まる、という意味でしょう。

タイトルでお気付きの通り、実は、この「人」というのは「経営者」を指しています。

・・・???・・・

反論される方がいるように、もちろん「人材全般」という意味もあるでしょう。
しかし、当然「全般」であれば、経営者も例外ではありません

中小企業経営者と話をしていると、しばしば
「企業は人なりだな~」とため息をつかれる場面に遭遇します。
このため息には「当社の社員は充分じゃない」というストレスが含まれています。
思うように社員が活躍してくれないので、苦労が絶えない、というストレスです。
なぜか「企業は人なり」と言いながら自己反省する経営者が少ないのです。

古くから言い伝えられているフレーズに
「経営者以上に会社は大きくならない」という意味のものがあります。
同義に「経営者以上の人材は集まらない」というフレーズもあります。

それを裏付けるように、人材が成長し、経営者を超えたときに転職する、という多くの事実もあります。
優秀な社員が辞める、というあの場面です。

「企業を支え、成長に貢献する優秀な人」が、辞めるのです。

こんな「損害」はありません。

残念ながら、その原因が経営者自身であったり、
そのマネジメント手法が原因になっていることが少なくありません。

まさに「企業は人=経営者なり」です。

人事評価制度を導入し、運用する目的・メリットは、この点に尽きます。

人事評価という
「人が人を評価する」
「一定のルールで人と人が向き合う」
という活動を通じて、
「評価される側」の社員達が成長することは当然として、実は、それ以上に
「評価する側」の経営陣が様々な気付きや反省を得て「人として成長」していくのです。

「企業は人なり」、人事評価を通じて経営側が人として成長する、これが成功のポイントです。