人事評価を成功させるために、経営者と社員が共有すべき大切なキーワード「成長」

2018年7月5日

成長って何だ?

社員の成長、組織の成長を望まない経営者はいないと思います。
少なくとも、弊社が今まで出会った経営者は全員が「社員に成長して欲しい」とおっしゃいます。

しかし・・・

しかしです・・・

「社員に成長して欲しい」と言いながら「成長」の定義が曖昧なのです。

社長「君の成長を期待しているよ!」
社員「はいっ!」

このやり取りにツッコミ・・・。

「成長」って何ですか?

このよくあるシーン、経営者が思っている「成長」と、社員が思っている「成長」は同じでしょうか?
共に「成長」イメージが同じであれば問題ありませんが、もし、両者の成長イメージが違えば、この会話は成立していません。

社員「今年は成長できたから、社長もほめてくれるだろう!」
社長「今年も頑張ってたけど、成長角度が低いな・・・」
社員「社長は、僕を正しく評価してくれない・・・チェ!」
社長「あいつはモチベーション、低いなあ・・・チェ!」

組織経営において最も残念なシーンの一つです。

成長とは?

当社の定義付けは

「成長とは、今以上に役に立ち、もっと喜んでもらえる自分になること」

です。

前回は「銀メダル」だったが、今回は「金メダル」を取ったなら、ファンや関係者は前回以上に喜んでくれます。
「1割バッター」が「3割バッター」になれば、チームやファンはもっと喜んでくれます。

銀→金、1割→3割・・・これが「成長」です。

よくある誤解として、知識学習があります。
ビジネス書を読んで、知識量が増えたから成長した?

この段階では、成長したとは言えません。
なぜなら、まだ誰も喜んでいないからです。

成長といえるのは、
ビジネス書を読んで得た知識によって、
誰かの役に立って「ありがとう」と言ってもらえる自分になったときです。

スポーツを見ていると「チャンスに強い」「チャンスに弱い」というフレーズがよく出てきます。
能力が高くても、結果を出し、ファンに喜んでもらえなければ、成長と認めてくれないのが現実ですよね。

全員で共有する大切さ

人事評価の目的は人材育成=成長支援です。

したがって、「成長」という言葉の意味を全員で共有しておくことはとても大切です。

「もっと役に立ち、もっと喜んでいただける人材になること」
「もっと役に立ち、もっと喜んでいただける企業になること」

そのために、お互いが支援しあうための道具・手段が人事評価制度です。

人事評価を成功させるためには
経営者と社員はお互いに「成長」という言葉の意味を共有し、支援しあうことがとても重要なのです。